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『連載』あなたを美しくするぐっすり睡眠の極意 目覚め美人のススメ vol.9「何時間眠ればいい?適正な睡眠時間を知ろう!」

講師:
日本睡眠改善評議会認定
睡眠改善インストラクター 竹内由美先生
先生のプロフィールはこちら


適正な睡眠時間について考えてみましょう。

何かと忙しい現代人。もっと眠りたいと感じている人もいれば、眠らずにすむならもっと睡眠時間を削りたいという人もいるでしょう。

でも、人はいったい何時間眠ればいいのでしょう? 適正な睡眠時間について考えてみましょう。

睡眠時間は長くても短くてもダメ

昔から人生の3分の1は睡眠と言われてきたため、8時間が適正だと思っている人も多いでしょう。でも、今の日本人の睡眠時間はそれよりも短くなっており、最近の睡眠研究によれば、睡眠は時間だけでなく、質=眠りの深さも重要だといわれています。

適正な睡眠時間についてはいろいろな研究調査が進められていますが、2002年、アメリカで行われた「睡眠時間と健康リスク」に関する調査では、6時間30分~8時間未満の睡眠をとっているグループがもっとも病気になりにくく、6時間30分より短くても、8時間以上と長くなっても病気のリスクは高くなるという結果が出ました。

睡眠時間が短いことが体によくないのは予想できますが、睡眠時間が長すぎても良くないというのは、ちょっと意外に思われるかもしれません。でも、それにはきちんとわけがあります。


なぜ、長すぎる睡眠時間は体に良くない!?

まず、短い睡眠は、脳と身体の疲れが解消されないため、体調を崩すと考えられます。

一方、長い睡眠は、睡眠が質的に良くないため、それを補うように長い睡眠時間が必要になると考えられるのです。つまり、睡眠の質が良ければ睡眠時間は自然に6時間30分~8時間未満となり、一般的な成人の場合、それが量・質ともに最適に近いといえるのです。
※子どもは10時間程度の睡眠が必要。


睡眠時間には個人差がある

ただし、実は睡眠時間には個人差があるため、6時間30分~8時間未満の睡眠が万人に最適とはいいきれません。

8割強の人は6時間30分~8時間未満の睡眠を必要とするバリアブルスリーパーと呼ばれる人たちですが、残りの数パーセントは、6時間未満の睡眠でも平気なショートスリーパーと、9時間以上の睡眠が必要なロングスリーパーだといわれています。

とすれば、自分はどのタイプなのか知りたくなりますが、
そのためにはまず、

  • 自分がバリアブルスリーパーだと仮定して、7時間程度の睡眠を目安に起床時刻と就寝時刻を決め、規則正しい生活をすること(起きた時には必ず太陽の光を浴びて体内時計を調整すること)
  • 朝スッキリ起きられるか
  • 起きた時に疲れがとれていて午前中からしっかり活動できるか
  • 週末も同じ時刻に寝起きができるかを確かめてみましょう。

その結果、

・ぐっすり眠れた気がしない  ・疲れがとれにくい  ・目覚めが悪い  ・日中眠い  ・週末は朝寝坊してしまう

といった場合は、はじめに予想した時間より30分睡眠時間を増やし、1週間様子をみてみましょう。それで、まだたりないようならまた30分プラスして1週間過ごしてみましょう。

寝起きする時間だけでなく、食事や運動習慣、社会生活なども睡眠覚醒リズムに影響するのでそれらも決まった時刻にするように心がけると、自分に合った睡眠時間がさらに見つけやすくなります。また、こういった生活により睡眠の質が高まるので、今までより睡眠時間が短くなる人も出てくるかもしれませんね。

ご自身の適正な睡眠時間を知って、目覚め美人となり、心地よい毎日を送りましょう。


心地よい眠りのための<ミニレッスン>

朝すっきりを叶える、お目覚め3秒ストレッチ

目が覚めてもなかなか布団から出られず、気づいたら二度寝・・・そんな経験はありませんか?

体を起こすという、朝一番のハードルを超えるためにも、目覚めてすぐ寝た姿勢のままでできる準備体操「お目覚め3秒ストレッチ」にトライしましょう。

手→足→全身の3ステップで、コリをほぐし、血の巡りを良くすれば、効果的に活動モードへとシフトすることができます。布団から出る前にしっかり目覚めて、朝時間を気持ちよくスタートさせましょう。

朝すっきりを叶える、お目覚め3秒ストレッチ

※朝の第一声は、「おきるぞー」や「がんばるぞー」など、なんでもOKです。その日の目標や前向きな気持ちになれるものが理想的。


次回予告 vol.10 スッキリ目覚めの寝たままヨガ「スパインツイスト」

腰や背中を伸ばしてリラックス!内側から目覚めます。
ウエストをスッキリさせられる効果も期待できそう。


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