目覚め美人化計画トップページ > 目覚め美人のススメ vol.3 「すっきりお目覚めの秘訣は“朝の光”にあり!」

『連載』あなたを美しくするぐっすり睡眠の極意 目覚め美人のススメ vol.3 すっきりお目覚めの秘訣は“朝の光”にあり!

講師:
日本睡眠改善評議会認定
睡眠改善インストラクター 竹内由美先生
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毎日すっきり目覚めて、心地よい朝を過ごすことができたら…という願望はあっても、朝は目覚めが悪くて、毎日大変…という方は少なくないようですね。

今回は、毎朝の目覚めを少しでも改善したい…という方に、簡単に実践できるとっておきのお目覚め法と、その方法の裏に隠された眠りの秘密についてご紹介します。


朝の光は目覚めを促し、体内時計をリセットする

朝、目覚まし時計で何とか目を覚ましても「ベッドから起きられない」「頭が働かない…」。2度寝、3度寝…の誘惑に負けて、毎朝バタバタしてしまう。

そんな朝を克服するための、すっきりお目覚めの秘策は、ズバリ

すっきりお目覚めの秘策 起きたら、まずカーテンを開け、明るい太陽の光を寝室に取り入て朝日浴!

起きたら、まずカーテンを開け、明るい太陽の光を寝室に取り入て朝日浴!

強い光を浴びると目覚めが促されます。曇っていても、外光は蛍光灯の30~60倍の光量があるので、晴れていても、曇っていても是非、カーテンを開けて朝日浴を心がけてみてください。

「朝日浴なんかで目覚めがよくなるなんて信じられない…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、睡眠障害を治す治療としても“光療法”(朝起きたら強い照明を浴びる治療法)が使われているほどなのです。


体内時計は光を感知し、睡眠と覚醒リズムを作り出す!

視交叉上核 体内時計を司る部位、睡眠と覚醒などのリズムを作り出す。

私たちの体は約6兆もの細胞からできています。実は、その多くに時計遺伝子が存在しているのです。

そんな細胞の中でも、脳の視床下部にある中枢細胞は、互いに情報を交換して一定のリズムを作り出し、体のマスタークロック(主時計)として働いていることがわかっています。

実際、特殊な液でその部分の細胞を光らせてみると、1、2、3…と、まるで互いに声をかけ合っているかのように、一定のリズムでほぼ同時に点滅する様子を見ることができます。

そうしたリズムがどこから生まれるのかについては、まだわからないことも多いのですが、光が体内時計に影響を与えていることは、さまざまな研究から明らかになっています。

それは、体内時計が視覚を司る視床下部の視交叉上核(しこうさじょうかく)に位置するため、光を感知するとその刺激が伝わるからだと考えられています。こういった働きは、人が地球に適応するために、長い時間をかけて獲得した自然のリズムだといえます。


体内時計のメカニズム

太古の昔は、機械時計も照明もなく、太陽の光や気温が生活を左右していました。

そのため人は、太陽の昇降といった地球の動きに適応し、活動しやすい朝を1日の始まりだと認識し、暗くなれば体を休める時間だと学習したと考えられます。

しかし、今はどうでしょう。私たち現代人は、夜になっても照明を使えば明るい光を見ることができます。照明は私たちの暮らしをとても便利にしてくれましたが、体内時計にとってはちょっと厄介になることがでてくるのです。

体内時計は時刻を示すことがでません。また、機械時計のように一分、一秒を正確に刻むことはできません。そんななか、体内時計は1日24時間の地球時間より少し長い周期で動く傾向があるのです。

ある実験で、太陽の光を遮り、時間的な手がかりや、温度の変化、湿度の変化…などを排除した一定な環境で、2週間、人を生活させたところ、眠る時間が毎日1時間程度後ろにズレてしまうことが確認されています。

つまり、太陽の光のように朝明るく、夜は暗くというメリハリがないと、体内時計は地球時間に適応しなくなってしまう可能性があるのです。


乱れやすい体内時計…明るい太陽で目覚めサポート!

私たちの体には明け方から徐々に体温が上がり、日中は活動しやすいように高い状態を保ち、夕方以降下がり始めるという体温のリズムが備わっています。

深部体温と睡眠・覚醒リズム

体内時計には、ユニークな作用があり、体温が上がり始めた時に強い光を浴びると、1時間程度周期が短くなり、体温が下がり始めてから強い光を浴びてしまうと、1時間周期が伸びてしまう傾向があることがわかっています。

そのため、夜になって強い光を浴びると、寝付けなくなることがあり、逆に、朝起きても暗い部屋にいれば、目覚めが悪くなってしまうことがあるのです。

そういった働きは、メラトニンというホルモンの分泌からも読み取ることができます。このホルモンは眠りを安定させる働きを持っているのですが、朝、太陽の光を浴びるとメラトニンの分泌が止まり目覚めをサポートするのです。

そして、起床から14~15時間後に再び分泌が始まるというリズムを持っています。つまり、私たちの体は太陽の光を軸に体内時計が働き、その動きに応じて、体のさまざまな機能が動くようにできているのです。

今回は、ちょっと難しいお話になりましたが、快適な睡眠を得るためには、朝は明るく、夜は暗くすることがとても大切なのです。体内時計は睡眠に影響するだけでなく、さまざまな代謝やホルモンの働きにも影響するので、美容・健康のためにもぜひ今日から、明るい太陽を取り入れて生活してみてくださいね。


心地よい眠りのための『ミニレッスン』

寝る前と朝起きた時にはコップ1杯のお水を!

朝食を食べよう!

朝食、毎朝食べていますか?
ここ最近、朝食を食べない人が男性を中心に急増しているのだとか。朝食は目覚めを促し、体を活動モードに切り替えてくれるので一日のスタートダッシュに不可欠な存在です。
食べることも飲むこともできない睡眠中。しかし、カラダはエネルギーを消費し続けています。よって、目覚めたばかりのカラダはペコペコ状態。朝食を摂ることによってエネルギーと栄養の補給をしてあげましょう。


脳の働きを高める朝食

ある実験で、朝食を食べたグループと食べないグループに分け、集中力を必要とするテスト同じテストを実施したところ、食べたグループのほうが成績が良かったという結果が出ています。朝食は、脳の働きも高める役割を持っているのです。
集中力のある、よりよい日中の活動時間を過ごすためにも、朝食は必要不可欠なのです。

朝の体温を上昇させ、体温リズム形成の一端を担う朝食

また、朝食は体温を上昇させ、一日の体温リズムをつくるのにも役立っています。体温の昇降は、睡眠・覚醒のリズムにも大きな影響を与えるので、ぜひ、朝食習慣を身につけましょう。

ビギナーさんのための朝食メニューの組み立て方♪

脳の主なエネルギー源は糖質(ブドウ糖)です。なので、お米やパンなどの穀類は欠かさずに摂りましょう。
また、体温を上げるためには冷たい食事より、お味噌汁にごはんなど温かい食事をするのがおすすめです。食欲がないという人はせめてバナナ1本でも食べるようにしてみてください!


次回予告 vol.4 快適な眠りを誘う寝室環境づくりのポイント!

ぐっすり眠るためには、安心で快適な寝室の環境づくりが大切。
音や室温、灯りなど、寝室での快眠のヒントを学びましょう。


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